6m・7mの高木伐採|駐車場脇の住宅街でTree Offが安全に作業した事例

家の前に生えた6~7mの雑木の写真

「気温が高くなる前に、伐採してほしいんです」

そのひと言の裏に、どれだけの時間があったのだろうと思います。

庭木は放置すると、毎年確実に大きくなります。

「まだ小さいから大丈夫」と思っているうちに、気づけば2階の屋根を超える高さに。

そしてその頃には、地下でも根が静かに広がり続け、コンクリートや排水管を圧迫していることも珍しくありません。

木は待ってくれません。

今回作業を担当したのは、
高木伐採・特殊伐採に特化したチーム「Tree Off」

普段は10m以上の高木や、重機が入れない難現場での特殊伐採をメインに対応しています。

今回は駐車場脇に立つ高さ6〜7mと4.5m、
住宅が密集するエリアでの伐採です。

当日はあいにくの曇天。

「なるべく早くスッキリさせたい」というお客様の気持ちを受け取りながら、作業に臨みました。

※内容や地域によっては、
最短で当日のご訪問も可能です。

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住宅街の庭木が「6〜7m」まで
成長すると何が起きるか

駐車場脇に植えた木が、気づけば2階の屋根をゆうに超える高さに。

放置していたわけではなく、「そのうち切ろう」と思っているうちに、
ここまで来てしまった——そういうケースがほとんどです。

6〜7mという高さになると、もはや「ちょっと業者を呼んで切ってもらう」という話ではなくなります。

高木伐採の領域に入ってくる高さです。

なぜ「ある高さ」を超えると一気に難しくなるのか

3〜4m程度の木であれば、脚立と手ノコで対応できます。

しかし6mを超えると、道具が届かないだけでなく、「重心」と「倒れる力」が別次元になります。

同じ「木を切る」でも、求められる技術と判断のレベルがまったく異なります。

6mの木でも、重さは幹の太さで大きく変わります。

例えば目安として:

  • 幹径15cm → 約150〜250kg
  • 幹径20cm → 約300〜500kg
  • 幹径30cm → 約700〜1200kg

「あくまで目安です。樹種・含水率・枝葉量によって大きく変動します」

一気に倒したときの「衝撃荷重」

倒木時は「落下+回転+衝突」が重なるため、静止重量ではなく動的荷重になります。

目安:

  • ゆっくり倒す → 約1.2〜1.5倍
  • 通常の受け → 約2倍前後
  • 勢いよく倒れる/止まりが急 → 2〜3倍以上

具体例

例えば:

  • 自重:400kg(そこそこ太い6m木)

これを一気に倒すと:

👉 約800kg〜1200kg相当の負荷

状況によっては
👉 1.5トン近くの衝撃になることもあります

軽トラックが30キロで走ってきてぶつかった衝撃レベル

住宅密集地では「逃げ場がない」という問題

田舎の一本木と違い、住宅街では四方を建物・塀・電線に囲まれていることがほとんどです。

今回の現場も、すぐ隣に建物とブロック塀が迫る、余裕のない立地でした。

こうした条件が重なると、一般的な伐採業者では対応が難しく、特殊伐採の知識と経験が求められます。

「気温が上がる前に」という切実なひと言

「気温が高くなる前に伐採してほしい」——

そのご連絡の背景には、長年気になりながらも、どうにもできずにいた時間があったはずです。

駐車場付近のわずかなスペースに2本の雑木が立つ現場。

当日はあいにくの曇天で、「なるべく早くスッキリさせたい」というお客様の気持ちをしっかり受け止めながら、

ツリーオフ(Tree Off)が作業に臨みました。

左側の木(高さ約6〜7m)

今回最も難易度の高い一本。建物のすぐ際に立っており、作業できる角度が極めて限られています。電線との距離、塀へのリスク——すべてを計算した上での作業が求められます。高木伐採・特殊伐採を専門とするTree Offだからこそ、冷静に段取りを組める現場です。

右側の木(高さ約4.5m)

左側に比べれば余裕があるものの、住宅街のため油断は禁物。三脚脚立に登り、上から順番に枝を落としながら撤去しました。

6〜7mの高木を安全に作業するための「手順」

高木伐採で最も重要なのは、チェーンソーの腕前より「段取りと判断」です。

切り始める前に何を確認し、どの順番で進めるか——

ここで仕上がりの安全性が決まります。

まず「上のボリューム」を徹底的に減らす

いきなり幹を切ろうとするのは危険です。まず脚立に登りながら上部の枝を丁寧に落とし、木全体の重量と重心を下げることから始めます。

上が軽くなることで、最終的な作業のコントロールが格段にしやすくなります。この工程を丁寧にやるかどうかが、安全性を大きく左右します。

受け口と追い口——「追い口はあえて浅く」

上部の処理が終わったら、幹の伐倒に入ります。

正直なところ、今回の幹の太さであれば、受け口・追い口なしで切り落としてしまうことも珍しくありません。
工程が増える分、時間もかかります。

ただ、住宅街という環境を考えると、万に一つの「想定外」を極限まで潰しておきたい。

そう判断し、

今回はあえて受け口を刻み、追い口を浅めに入れながらロープで方向を制御する手順を踏みました。

「メキメキメキ」という音とともに、狙った方向へゆっくりと。

急がず、焦らず、最後まで制御しながら伐採を完了させました。

特殊伐採で培ったロープワークの経験が、こうした住宅街の現場でも活きています。

住宅街での伐採で必ず確認すること

作業前と作業中、何度でも繰り返す確認があります。
慣れた現場でも省略しない。

これがTree Offの高木伐採・特殊伐採における鉄則です。

電線との接触リスク

作業できる方向に電線がないか、枝が引っかかる可能性はないか。風向きも含めて複数回確認します。

建物・塀・周辺物への影響

作業中に何かに当たらないか。想定外の跳ね返りはないか。「大丈夫だろう」ではなく、「大丈夫と言い切れるか」を基準に判断します。

作業完了——
「スッキリした」その言葉が、全てでした

天候が崩れる前に、2本とも無事に撤去することができました。

作業を終えたお客様の表情と、「スッキリした」というひと言。

長い間気になっていたものが、ようやく片付いた瞬間の安堵感——
それを間近で見られることが、この仕事の醍醐味だと思っています。

  • 駐車場脇の狭いスペース
  • 6〜7mという高さ
  • 今にも崩れそうな空模様

条件は決して良くありませんでしたが、段取りと手順を丁寧に踏むことで、安全に完工できました。

ツリーオフ(Tree Off)は、10m以上の高木・特殊伐採をメインに対応しているチームです。

ただ、「10mもないけど、自分では手に負えない」という木こそ、実は一番相談しにくい。

そのことは、現場をやっているからこそよくわかっています。

5m以上の高木伐採でお困りの方も、まずは一度ご相談ください。

このようなロープワークやリギングを用いた伐採は、
専門的な技術と判断が求められます。

Tree Offでは、
こうした高木・特殊伐採に特化した対応を行っています。

→ Tree Offの詳細はこちら

※内容や地域によっては、
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この記事を書いた人

【Writing】HUB / 【Photo】FIELD

メディアプラットフォーム「庭ナビ」は、庭を「継続的に管理する資産」と捉え、現場のリアルな技術を発信しています。

全国の認定庭師と連携し、近畿圏内は自社施工を徹底。単なる紹介サイトではない、責任ある庭づくりを形にします。