家の裏庭が雑草でいっぱいになっている…。

「いつかやろう」



「涼しくなったら」
そう思っているうちに、雑草はどんどん成長して手に負えなくなります。
それと同時に、最初は小さく細い木だったものも時間が経つにつれて太くなり、低木へと成長していきます。
こうなると、一般的にイメージされている「草刈り」ではなくなってしまいます。
ネットで「草刈り 費用」と検索すると
「1㎡165円〜」
といった広告を見かけることがあります。
ただ実際の現場では、このような条件に当てはまる庭はほとんどありません。
今回は実際の庭の現場を、ビフォーアフターの写真とともにご紹介しながら、草刈りの費用が広告と変わる理由を解説します。
「草刈りをお願いしたい」と見積り
今回ご相談いただいたのは



「庭が荒れてしまっているので草刈りをお願いしたい」
というご相談内容&見積りでした。
現地へお見積りに伺い庭を確認すると、確かに雑草はかなり伸びています。
しかし実際に庭の中へ入ってみると、状況は少し違いました。
雑草の中から低木が立ち上がり、さらにツル植物が周囲の草や木に絡みついている状態だったのです。
遠くから見ると「草が伸びている庭」に見えるのですが、こうなると単純な草刈りでは終わりません。
放置された庭でよく起きる「草刈りでは済まない状態」
庭は放置している期間が長くなるほど、植物の種類が増えていきます。
最初は単純に雑草が伸びているだけでも、時間が経つと次のような状態になっていきます。
雑草が密集して地面が見えなくなる
雑草の中から実生の木が生えてくる
ツル植物が広がる
小さかった木が低木へと成長する
このように複数の植物が混ざった庭になると、一般的にイメージされている草刈り作業では対応できません。
草刈り機で刈れるのは基本的に「草」
草刈り作業で使用する刈払機は、基本的には草を刈るための機械です。
そのため、
- 幹が太くなった低木
- 木質化した植物
- 絡みついたツル植物
などが混ざっていると、刈払機だけで作業を進めることはできません。
無理に刈ろうとすると
刃が弾かれる
ツルが機械に絡む
作業効率が大きく下がる
といった問題が出てきます。
そのため現場では、草刈りの前に別の作業を行う必要があります。
小さかった木が低木へと成長する
庭を長く放置していると、鳥が運んできた種などから木が生えてくることがあります。
最初は雑草に紛れて目立たない小さな芽でも、数年経つと幹が太くなり低木になります。
こうなると草刈り機では刈ることができません。
そのため
- チェーンソーで伐採する
- 根元から切る
といった作業が必要になります。
つまりお客様の中では「草刈り」のつもりでも、実際の現場では伐採作業を含む庭の整理になることがあります。
ツル植物が絡むと作業難易度が上がる
ツル植物は周囲の草や木に絡みながら成長します。
この状態になると、刈払機でそのまま刈ることができません。
まずツルをほどきながら整理し、そのあとで草刈りを行う必要があります。
ツルが広がった庭では、この作業だけでもかなり時間がかかることがあります。
実際の作業前の庭の状態
こちらが今回の庭の状態です。


この状態では刈払機だけで一気に刈ることはできません。
そのため、
- 低木の伐採
- ツル植物の整理
- 雑草の草刈り
という順番で作業を進めていきます。
低木やツルを先に整理することで、草刈り作業を安全かつ効率よく進めることができます。
もし最初から草刈りをしてしまうと、ツルが機械に絡んだり、低木に刃が当たったりして作業が進まなくなってしまいます。
作業後の庭の状態
こちらが作業後の庭の状態です。


庭が一度この状態までリセットされると、その後の管理もしやすくなります。
また実際に雑草の中に生えてきた低木を伐採したあとがこちらです。


広告でよく見る草刈りの単価
ネットで「草刈り」と検索すると、よく見かけるのが
「1㎡ 165円〜」
といった価格表示です。
検索結果の上の方に出てくるサイトでも、このような単価が紹介されているのを見たことがある方も多いと思います。
ただ、この価格は決して嘘ではありません。
あくまで特定の条件が揃った場合の価格です。
例えば次のような特定の条件です。
- 完全に草だけの土地
- ゴミが一切落ちていない
- 障害物がない
- ゴミ処分が発生しない
- 作業日程も自由
このような条件であれば、確かにそのような単価になることもあります。
しかし実際の現場で、この条件がすべて揃うことはほとんどありません。
実際の現場
庭ナビでは草刈りのご依頼を多くいただいており、これまで様々な庭の状態を見てきました。
実際の現場は、ネット広告で見るような条件とは大きく違うことがほとんどです。
荒れた庭の場合
長いあいだ手入れされていない庭では、雑草が腰の高さほどまで成長していることもあります。
さらに草の中には、
- 缶
- ペットボトル
- 生ごみ
- 落ちているゴミ
などが混ざっていることもあります。
また雑草だけではなく、
- 低木
- 実生の木
- ツル植物
などが混ざっていることも多く、単純な草刈り作業では対応できない状態になっていることもあります。
一般的な庭の場合
一見すると整っている庭でも、実際の作業では様々な条件があります。
例えば、
- 壁
- 駐車している車
- 自転車
- 物置
- 花壇
など、作業の障害になるものがあることも珍しくありません。
また住宅地の場合は
- 道路に面している
- 住宅街
- 隣が施設や病院
といった環境もあります。
そのような場所では、安全面や周囲への配慮を考えると、単純に「はいどうぞ」と草刈り機を回すわけにはいきません。
そのため実際の現場では、周囲の状況を確認しながら慎重に作業を進めていく必要があります。



「うちの庭も草刈りだけでは無理かもしれない…」



「誰も住んでいない実家がそんな感じ・・・」
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