中庭の木の伐採|約8mのクスノキを安全に撤去した施工事例【八尾市】

日本の平屋の中庭に生えた8mのクスノキの写真

「中庭の木を伐採してほしいけど、どこの業者にお願いすれば…?」

「家に囲まれているから安心できる業者を探したい」

このようなお悩みで、庭ナビへご相談いただくケースは少なくありません。

特に中庭の木は、

  • 重機が入らない
  • 倒すスペースがない
  • 屋根や外壁に接触するリスクがある

といった条件が重なり、通常の伐採とは全く異なる判断と技術が必要になります。

今回は八尾市にて、
約8mまで成長したクスノキを中庭から安全に撤去した施工事例をご紹介いたします。

「2mくらいの時は眺めて楽しんでいたけど…」
「あれよあれよと大きくなり手がつけれなくなった。」

実際にいただいたお声のように、気づいたときには手が出せない高さになっているケースも多く見られます。

同じような状況でお悩みの方にとって、参考になれば幸いです。

知らぬ間に生えた木

庭木でよくあるのが、植えた記憶のない樹木です。

中庭や建物の隙間など、人の目が届きにくい場所では特に多く、
気づいたときにはすでに数メートルまで成長しているケースも珍しくありません。

多くの場合、鳥が実を食べてフンをし、そこから発芽する流れです。
いわゆる「自然発生」の木になります。

なぜ中庭に木が生えるのか

中庭は外からの風を受けにくく、落ち葉や土が溜まりやすい環境です。

そこに鳥のフンが落ちることで、

  • 種が定着しやすい
  • 水分が保たれる
  • 人の手が入りにくく放置されやすい

といった条件が重なり、知らぬ間に木が成長していきます。

最初は小さな芽でも、数年放置すると手の届かない高さまで伸び、
今回のように伐採が必要な状態になるケースも少なくありません。

放置すると起こる問題

「そのうち切ろう」と思っている間に成長してしまうと、

  • 屋根や外壁に接触する
  • 落ち葉や雨どい詰まりの原因になる
  • 害虫(蜂・毛虫など)の発生リスクが高まる

といった影響が出てきます。

特に中庭の場合は、作業スペースが限られるため、
大きくなるほど作業難易度と費用が上がりやすい傾向にあります。

早めの対応が結果的に安全で低コスト

小さいうちであれば、ご自身での対応や簡易的な剪定で済むこともありますが、
ある程度の高さになると専門的な作業が必要になります。

「まだ大丈夫」と思える段階でも、
一度状況を確認しておくことで、最適なタイミングでの対応が可能になります。

今回の現場

平屋の中庭という純日本家屋で、外からの視線を遮りながらも、
本来はやわらかい光が差し込む、落ち着いた空間でした。

小さな中庭ならではの趣があり、季節の移ろいを感じられる造りです。

しかし今回、その空間の中心には大きく成長した樹木があり、
本来入るはずの光を遮ってしまっている状態でした。

屋根を遥かに超えた約8mのクスノキ

現場に到着し、玄関から室内を通って中庭へ。
「こちらです」とご案内いただき、足を踏み入れた瞬間——

思わず「おぉ…」と声が出てしまうほどの大きなクスノキが立っていました。

高さは約8m。
すでに平屋の屋根を大きく超え、枝葉は建物にかかるように広がっています。

中庭という限られた空間の中でここまで成長しているため、

  • 倒すスペースがない
  • 作業導線が確保しづらい
  • 落下物の逃げ場がない

といった、通常の伐採とは全く異なる条件が揃っている状況でした。

2人体制で挑む

今回の中庭伐採では、作業員2名で対応いたしました。

1人が木に登り上部から作業を進め、
もう1人は地上で落下位置の管理と枝の処理を担当します。

中庭という限られた空間では、
ただ切るだけではなく「どこに落とすか」を常にコントロールする必要があります。

そのため、上と下で連携を取りながら、
一本ずつ確実に処理していく体制で進めていきます。

下の枝から順番に切り落とす理由

作業は、いきなり上部からではなく、
まずは手の届く範囲の枝から順に整理していきます。

これは、

  • 作業スペースの確保
  • 落下時の干渉リスクを減らす
  • 次の動きやすさをつくる
  • 登るための足場作り

といった目的があります。

下部を整理することで動線が整い、
その後の高所作業も安全かつスムーズに進めることができます。

枝は一本ずつ向きを見極めながら切り、
地上の作業員と連携しながら、落下方向を調整していきます。

地際ぎりぎりで幹切り

お見積もり時に、お客様より

「今回は抜根はせず、伐採のみでお願いします。」

とのご要望をいただきました。

そのため今回は、根は残したまま、
地際(地面すれすれ)で幹を切る施工で対応しております。

抜根を行わないことで、作業時間や費用を抑えることが可能になります。

費用のご相談について

施工内容は、お客様のご要望に合わせて調整可能です。

今回のケースでは、

  • 伐採のみ
  • ゴミ処分なし(ご自身で処分)

という内容で進めさせていただきました。

「できるだけ費用を抑えたい」
「自分で対応できる部分はやりたい」

といったご相談にも柔軟に対応しております。

伐採費用を抑えるポイント

あまり一般的には知られていませんが、
伐採費用は工夫次第で抑えることが可能です。

その一つが、処分をご自身で行う方法です。

  • 地域のゴミ出しルールを事前に確認する
  • 枝葉の量や幹の長さ制限を把握する

これらを事前に把握しておくことで、スムーズに進めることができます。

また、「ゴミの日に出す予定」とお伝えいただければ、
指定の長さに細かく切る対応も可能です。

【八尾市】伐採枝・粗大ごみの予約先リスト

八尾市で大量の枝木や太い幹を処分する場合、事前の予約が必要です。

以下の窓口から直接申し込みが可能です。

  1. 電話で予約する(通話料無料)
    • 0800-222-9966
    • ※携帯電話・IP電話からは:072-923-9966
    • 受付時間:月〜金 9:00〜17:00(祝日も受付、年末年始を除く)
  2. インターネットで予約する

八尾市独自の「ごみ出しルール」

八尾市では、伐採した枝木の処分方法に明確なルールがあります。

  • 指定ごみ袋の利用: 枝木は「家庭ごみ(可燃)」として出せますが、1点につき5kg以内、長さ50cm以内、束の直径30cm以内という制限があります。
  • 多量ごみ(有料): 庭の木を一度に大量に伐採した場合は「複雑ごみ」や「多量ごみ」扱いとなり、**事前の電話予約(ごみ収集受付センター)**が必要です。

地域の特性:狭小地と「中河内」の立地

八尾市は古くからの住宅地と工業地帯が混在しており、作業環境に触れることで信頼度を高めます。

  • 狭小地対応: 隣家との距離が近い住宅地が多いため、「隣家へ枝がはみ出しているケース」「重機が入らない狭い庭での手斧・手作業」への対応力をアピールします。
  • 恩智・高安エリアの傾斜地: 山手エリア(恩智や高安など)では斜面での伐採作業が発生しやすいため、高所作業車や特殊伐採のニーズに触れます。

補助金・助成金の現状

八尾市には現在、一般的な個人の庭木伐採に対する直接的な補助金はありません(2026年時点)。

  • 補足: ただし、「倒木の恐れがある危険な樹木」「公道にかかっている枝」については、市の土木管理課から指導が入る前に早めの対処が必要であることを強調し、緊急性を促します。

中庭の木伐採について

中庭の木の伐採は、立地や建物の構造によって搬出方法が変わります。

主に以下のようなケースがあります。

玄関横などの通路から中庭へ搬出できる

家の中を通って中庭へ出入りする必要がある

現場ごとに最適な方法を判断し、作業を進めていきます。

家の中を通って作業する場合

動線の関係上、作業員が室内を通って中庭へ出入りするケースもございます。

その際は、

  • 地下足袋や安全靴を脱いで入室
  • 道具や衣類の木くずを事前に払い落とす

など、できる限り配慮して対応いたします。

ただし作業の特性上、
細かな木くずや粉塵が落ちる可能性がございます。

まとめ|中庭の木は早めの判断が安全につながります

中庭の木は、気づかないうちに成長し、
手が届かない高さになってしまうケースが少なくありません。

特に今回のように、

  • 家に囲まれている
  • 倒すスペースがない
  • 屋根や外壁に近接している

といった条件が重なると、伐採には専門的な判断と施工が必要になります。

一方で、状況に応じて

  • 伐採のみで対応する
  • 処分をお客様で行う
  • 搬出方法を工夫する

など、方法を選ぶことで費用や負担を抑えることも可能です。

中庭の木伐採でお困りの方へ

「このまま放置して大丈夫なのか」
「どのくらいの費用がかかるのか」
「そもそも伐採できる環境なのか」

少しでも気になる点がございましたら、まずは状況をお聞かせください。

現地の状況に応じて、無理のない方法をご提案いたします。

ご相談・お見積もりは無料で承っておりますので、
中庭の木の伐採でお困りの際は、お気軽に庭ナビまでご相談ください。

※内容や地域によっては、
最短で当日のご訪問も可能です。

24時間受付(IVR自動応答システム)

庭ナビ事務局 窓口対応時間
平日 9:00~17:00
土曜 9:00~15:00

※上記時間は
庭ナビ事務局スタッフが直接お電話をお受けいたします。

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翌営業日に折り返しご連絡いたします。

この記事を書いた人

【Writing】HUB / 【Photo】FIELD

メディアプラットフォーム「庭ナビ」は、庭を「継続的に管理する資産」と捉え、現場のリアルな技術を発信しています。

全国の認定庭師と連携し、近畿圏内は自社施工を徹底。単なる紹介サイトではない、責任ある庭づくりを形にします。