植えた覚えのない庭木の高さ調整|伐採するか悩んでいる方へ

気づけば庭に、
植えた覚えのない木が立っている。

最初は気にも留めていなかったものが、
160cmほどに育った頃には愛着が湧き、
四季の変化を感じさせてくれる
庭の一部になっていきます。

ですが、
そのまま数年が過ぎると
2階の屋根の高さや電線に届きそうになり、

「伐採するしかないのだろうか」

と悩まれる方が多くいらっしゃいます。

大きくなりすぎた庭木への対応は、
必ずしも伐採だけが選択肢ではありません。

高さを抑えながら、
これからの暮らしに合った形で残していく方法もあります。

植えた覚えのない庭木が大きくなる理由

鳥によって運ばれてくる「実生木」

現場でよく見られるのが、鳥が実を食べたあとに種が落ちて発芽するケースです。

種が落ちて発芽するまで
  • 鳥が実を食べる
  • フンと一緒に種が落ちる
  • 発芽する
  • 数年放置で高木化する

という流れで、気づいたときには手に負えない高さになっていることも少なくありません。

生えやすい場所の共通点

実際の現場では、次のような場所に多く見られます。

よく生えている場所
  • ブロック塀際
  • 建物のきわ
  • 犬走り
  • 石垣の上

人の手が入りにくく、なおかつ日当たりを確保できる場所は発芽後そのまま成長しやすい環境になります。

現場体感で多い樹種

あくまで体感ベースにはなりますが、

多い樹種
  • エノキ
  • ムクノキ
  • ケヤキ

あたりは「植えた覚えのない庭木」としてご相談をいただくことが多い印象です。

伐採だけが解決方法ではありません

「大きくなりすぎた=伐採」ではない理由

高さが出すぎた庭木でも、

  • 根がしっかりしている
  • 樹形が安定している
  • 建物との距離が確保できる

といった条件が揃えば、高さ調整によって残すことが可能です。

残すことで得られるもの

伐採してしまえば管理は楽になりますが、

  • 夏場の日陰になる
  • 外からの視線をやわらげる
  • 季節の変化を感じられる

といった、これまでその木が担ってきた役割も同時になくなります。

愛着が生まれている場合は、なおさら判断が難しくなります。

高さ調整(強剪定)という選択肢

どこまで高さを下げられるのか

庭ナビでは、

  • 電線との離隔
  • 建物とのバランス
  • 今後の管理のしやすさ

を基準に、暮らしのスケールに合わせた高さを設定しご相談者さまとお話ししております。

単純に低くするのではなく、
数年後の枝の動きまで想定して切り戻していきます。

強剪定後の樹形の考え方

一度高さを落とすと、枝数は減ります。

ただし適切な位置で切り戻すことで、
次に伸びてくる枝をコントロールしやすくなり、
将来的な管理はむしろ楽になります。


今回の施工実例

ご相談いただいた背景

気づけば2階の屋根の高さに近づき、
電線との距離も気になる状態になっていました。

伐採するべきか、残せる方法があるのか。
その判断に悩まれてのご相談でした。

施工内容

今回は伐採ではなく、
高さ調整を目的とした強剪定を行いました。

  • 電線に配慮した高さ設定
  • 今後の管理を見据えた切り戻し
  • 暮らしとのバランスを整える樹形調整

を行っています。

施工後の変化

高さを抑えることで、

  • 建物とのスケールが整う
  • 電線との距離が確保される
  • 圧迫感がなくなる

と同時に、これまでの景観はそのまま残すことができました。

担当した認定庭師から

メインの幹については、
ご相談者さまのご希望通りの高さまで調整して作業を完了しました。

その後、横に広がる枝も整えていこうとしたところ、
「そのあたりの細い枝は残しておいてほしい」とのお声をいただき、
今回はそのご意向を優先して仕上げています。

剪定作業中にお客様が様子をご覧になり、
実際の樹形を見ながらお気持ちが変わることは少なくありません。

庭ナビでは、見栄えの良い仕上がりを常に意識しながらも、
最終的にはお客様のご意向を何より大切にしています。

その場で感じられた想いや、
「ここは残したい」というお気持ちも含めて、
一緒に庭木のかたちを整えていくことを大切にしています。

植えた覚えのない庭木でお悩みの方へ

大きくなりすぎた庭木は、
必ずしも伐採しなければならないわけではありません。

残すか、伐採するか。
それぞれにメリットがあります。

庭ナビでは、
現在の状態とこれからの暮らし方を踏まえて
最適な方法をご提案しています。

「伐採するしかないのかな」と感じたときこそ、
一度ご相談ください。


お電話やLINEだけでは、
正直なところ判断できることは限られます。

庭木の状態や、
電線・建物との距離、
今後の管理方法まで含めて考えると、
認定庭師が実際に現地を確認してはじめて
最適な方法をご提案できます。

「伐採した方がいいのか」
「高さ調整で残せるのか」
迷われている段階でも構いません。

まずは現地確認のご相談から承っております。

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この記事を書いた人

庭ナビ運営事務局です。
全国の認定庭師と連携し、庭を「一度きりの作業」ではなく「継続的に管理するもの」として考える情報を発信しています。