長岡京市の神足や勝竜寺、あるいは西国街道沿いといった歴史ある住宅街にお住まいの方から、今多くいただくご相談の一つが「巨大化しすぎた金木犀(キンモクセイ)の伐採」です。
金木犀は非常に成長が早く、油断すると竹林の生命力にも負けない勢いで枝を伸ばします。
特に道幅の狭い長岡京市の旧市街では、

枝が道路にはみ出して通行の邪魔になっている



お隣の敷地まで侵入してしまい、毎日の視線が気まずい
といった切実な境界問題に発展しがちです。
「剪定して様子を見るべきか、
いっそ根本からなくすべきか」。
大切に育ててきた木だからこそ悩まれるかもしれませんが、管理の限界を超えてしまった庭木は、家主様にとって大きな心理的負担にもなり得ます。
今回は、長岡京市特有の狭小地や住宅密集地における金木犀の伐採について、近隣トラブルを未然に防ぎ、安心できる暮らしを取り戻すため参考にしていただければ幸いです。
庭木の近隣トラブル


ご近所付き合いが大切な戸建て住宅特有のトラブルで多いと言われているのが庭木によるトラブルです。
越境(えっきょう)



敷地内に植えた木だし、お隣りから言われる筋合いはない!
と考えてしまう方も一定数おられますが、
それは枝葉も含めて敷地内に収まっている場合のみです。
適切な剪定を怠った場合、当然ながら枝木は伸び場所によってはお隣りさんの敷地へ侵入しています。
落ち葉(おちば)
越境していなくとも4mを超える木は、
風向きによって落ち葉が舞います。
そのため、落葉樹は特に注意が必要です。
金木犀は常緑樹ですが、それでも落ち葉はお隣りさんの敷地内に落ちていました。
業者へ頼む前に考えること


いざ、業者へ依頼すると考えたときにまず決めてていただきたいことがあります。
逆にそこを決めずに相談をされても、お客様の時間が浪費するカタチとなってしまいます。
その木の目的
庭木にはそれぞれ目的があります。
- 目隠し
- 景観向上
- 日差し
- 風の強さ
まずは、その木が何のためにあるのかを整理してみてください。
目的に合わせた施工
目隠しを維持し景観を向上させて日差しや風をコントロールしたいと考える方は【剪定(せんてい】をお勧めします。
具体的に4mを超える金木犀や剪定をしばらくしていなかったの場合は、「強剪定(きょうせんてい)」が必要です。
すべてをリセットしたい、管理が面倒だと思う方は【伐採(ばっさい)】をお勧めします。
伐採とはチェーンソーを使い、切断することを言います。
今回の現場|金木犀伐採のスペック
今回の金木犀のスペックは
- 高さ4m
- 幹の太さ普通
- 枝木は絡まっている
- 過去お客様で剪定跡あり
- 植えている場所「隣地境界線(りんちきょうかいせん)」
作業スタート
実際の作業の手順を説明とともに、職人が現場でどういったことを考えながらしているかも言語化させていきます。
長岡京市の近隣住民さまへのご挨拶
いきなりチェーンソーの音やブロワー(送風機)の音がすると不安になります。
そのため、作業前にご挨拶ということで
近隣の方のインターホンを押し



今から伐採作業を行います。作業時間は○○分を予定してます。ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いいたします。
とお声掛けをしてまわります。
リスク回避のための移動
まずは足元の植木鉢を移動し、伐採において破損のリスクがあるモノを移動してスペースを作ります。
その際、室外機など移動できないモノは養生シートを被せダメージを軽減させる方法もあります。
伐採作業のための足場確保
本来は脚立を使い枝木を下から順番に切っていきます。
本案件の場合
- 境地付近でスペースが限られている
- 脚立では安定性に不安がある
- チェーンソー作業の危険性が高まる
との理由からお客様へ説明後、コンクリートブロックへ登り作業いたしました。
チェーンソーで枝木切る
金木犀は比較的枝も柔らかいため、チェーンソーで切りきると危ないため1/4ほどは切らずにします。
一気に切り離すと予測外の動きをする可能性があります。
1/4ほどになったらチェーンソーを止め、手でぐいっと曲げます。
但し1/4は切れていないため急に落ちるということはありません。
枝葉、枝木を切り終わったら
幹の切断を上から順番にします。
幹は見た目より重いため、細かくしながら切断をしていきます。
作業スピードばかりを考えていると
「これくらいなら片手でいける」と思い込み大きめに切断し、、、
左手で切れそうな幹を持った途端バランスを崩して落下することもあります。
地上から1.5mくらいから地面に
ケースバイケースですが、今回の金木犀伐採はこのパターンです。
1.5mほどの幹だけ状況になったので、地面に降りて安全に地際(じぎわ)で切断完了。


左上に見える小さな切り口は、雑木でサービスで伐採いたしました。
お片付けの時間
チェーンソーを使った伐採の場合、木屑(きくず)が飛び散ります。
マンションや施設など土地の広い場合はブロワー(送風機)である程度、集めてからホウキをかけるのが速くて綺麗になります。
本案件は住宅街密集地ということもあり、まずはホウキで綺麗にしていきつつブロワー(そうふうき)を使いつつコンパクトに片付けます。


お隣りさんのカーポート屋根上の写真です。
花粉や木屑、ゴミなどが積もっている状況。
もちろん掃除の対象となります。
すべてが片付いたら
ご依頼様(お客様)のインターホンを押し作業完了の報告と確認をしていただきます。
またその後、最初にご挨拶を行った近隣住民の方宅へ再度訪問し



お世話になります。先ほど作業終了しましたのでご挨拶にお伺いしました。
と簡単に一言ご挨拶に回ります。
あまり知られることのない現場での作業方法やご挨拶周りなど普段、庭師が当たり前におこなっているリアルを言語化しました。
「伐採」に最適な時期はありません
剪定は花芽や樹木への負担を考えて「11月」や「2〜3月」といった適期がありますが、木を取り除く「伐採」は、1年中いつでも可能です。
むしろ、長岡京市の住宅密集地や旧市街にお住まいの場合、以下のリスクを感じた時が「最良のタイミング」と言えます。
長岡京市の住環境で「今すぐ」伐採を検討すべきケース
西国街道や狭い路地への「越境」
歴史ある長岡京市の旧市街は、道幅が狭く、お隣との距離が近いエリアも多いです。春から夏にかけて急成長した金木犀の枝が、通行人や車に当たってしまう状態なら、秋を待たずに伐採を検討すべきです。
竹林に近いエリアの「虫・湿気」問題
竹林が多い長岡京市の一部エリアでは、湿気がこもりやすく、金木犀にカイガラムシ等の害虫が大量発生することがあります。放置すると周囲の庭木にまで被害が広がるため、衛生面を考えて「今すぐスッキリさせたい」というご相談を多くいただきます。
台風シーズン前の「倒木・枝折れ」対策
巨大化した金木犀は風の抵抗を受けやすく、強風で枝が折れて屋根やカーポートを傷つけるリスクがあります。
特に大切なお車を所有されている方は、万が一の被害が出る前に決断されるケースが増えています。
「香りの思い出」から「管理の安心」へ
「父が植えた木だから」
「毎年咲いてくれるから」と躊躇される方も多いですが、
伐採は決して後ろ向きなことではありません。
これからの暮らしを考え、「落ち葉掃除や近隣への気遣いから解放される」ための前向きな選択です。
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