庭の木が大きくなりすぎて、「そろそろ切りたい」「倒れたら危ないのでは」と不安に感じていませんか。
一方で、どこまで切ってよいのか、誰に頼めばよいのか分からず、そのままにしている方も多いと思います。
こうしたときに注意したいのが、値段だけで業者を選んでしまうことです。
安さを優先した結果、木や地面の状態を十分に確認せず切断され、後から地盤沈下や住宅基礎への影響が出てしまったという相談は、実際にあります。
伐採は単なる作業ではなく、敷地と建物の安全を守るための判断が必要な工事です。
この記事では、「大きな木を切りたい」と思ったときにまず知っておきたい考え方と、倒れる危険を防ぐための安全な伐採について、分かりやすくお伝えします。
適当な業者選びが、あとから大きなリスクになる理由
伐採は、どの木でも同じ方法でできるものではありません。
それにもかかわらず、確認をせずに話を進めてしまう業者には注意が必要です。
「切れますよ」と簡単に言う業者は要注意
- 木の高さ
- 枝の張り出し方
- 重心の位置
- 周囲の建物
- 隣地の状況
- 木の健康状態(腐り・空洞)
これらによって、切り方は大きく変わります。
それなのに現地をよく見ず、「大丈夫です、切れますよ」と即答する場合、安全よりもスピードや価格を優先している可能性があります。
人数や体制の説明がない業者も危険
安全な伐採では、切る人だけでなく、ロープ操作や誘導、受け手など複数人での連携作業が必要になる場面があります。
人数や体制の話が出ない見積もりは、無理な工程で進められるリスクを含んでいます。
まず考えるべきは「本当に今、伐採が必要か」
大きな木を見ると、「危ないから切るしかない」と思いがちです。
しかし実際には、伐採以外の選択肢で安全を確保できるケースもあります。
剪定や枝打ちで対応できる場合もある
枝の伸びすぎや越境が主な問題であれば、
木全体を切らなくても、剪定や枝打ちで対応できることがあります。
枝打ちとは、幹を残し、枝を整理して
幹が棒状に近い形になるよう整える方法です。
風の影響を受けにくくなり、倒れるリスクを一時的に下げることができます。

枝打ちは定期管理が前提だが、費用は抑えやすい
枝打ちは一度行えば終わり、という方法ではありません。
木は再び枝を伸ばすため、定期的な管理が必要になります。
ただし、
大掛かりな伐採や重機作業に比べると、
その時点での費用は抑えられるケースが多いのも事実です。
伐採にするか、枝打ちにするかの判断ポイント
- 将来的に木を残したい → 剪定・枝打ち
- 今後の管理を減らしたい → 伐採
- 建物や電線、隣地が近い → 状況を見て慎重に判断
実際の現場で多いのは「倒れそうだが、すぐ伐採すべきとは限らない木」
今回のように、隣の敷地へ大きく枝が張り出し、さらに木の重心が片側に偏っているケースは珍しくありません。

重心がずれた木は、切り方を間違えると一気に倒れる
枝や幹の重みが一方向に偏っている木は、切断した瞬間に想定外の方向へ力がかかることがあります。
建物や隣地が近い場合、非常に危険です。
伐採ではなく枝打ちを選ぶことで安全を確保できる場合もある
こうした現場では、いきなり伐採するのではなく、枝打ちによって張り出しと重心を調整する判断が有効です。
風を受ける面積を減らし、倒木リスクを抑えながら、将来の管理や伐採を検討する余地を残すことができます。
枝打ちは「安全のための調整」であり、やりっぱなしにしない
枝打ちで一時的に安全性を高められても、木は再び枝を伸ばします。
だからこそ、必要に応じて定期的に状態を確認し、次の手(再度の枝打ち/剪定/将来の伐採)を判断することが大切です。
なにを優先させたいか
伐採や枝打ちを考えるとき、
すべての人にとって同じ「正解」があるわけではありません。
大切なのは、自分が何を一番優先したいのかをはっきりさせることです。
人それぞれ、優先度は異なります
- とにかく事故が起きないことを最優先したい方
- できるだけ費用を抑えたい方
- 今回は枝打ちで様子を見たい方
- 将来的には伐採も視野に入れている方
考え方によって、
選ぶ業者も、施工内容も、必要な体制もすべて変わります。
安全を優先するか、費用を優先するかで選択は変わる
安全を最優先する場合は、
人員をかけ、ロープワークや段階的な切断を行う必要があります。
その分、費用はかかりますが、
一方で、
費用を抑えたい場合は、
枝打ちや剪定でリスクを下げるという選択もあります。
ただし、その場合は定期的な管理が前提になります。
「安いか高いか」ではなく「何を守りたいか」
見積もり金額だけを見ると、
「高い」「安い」で判断してしまいがちです。
しかし本来見るべきなのは、
その金額で何を守ろうとしているのかです。
- 人の安全か
- 建物や敷地か
- 将来の管理負担か
これが明確になると、
「なぜこの施工内容なのか」
「なぜこの金額になるのか」が、自然と理解できるようになります。
ここからが重要|伐採の値段が高くなる理由
伐採の費用が思っているより高く感じるのは、安全を確保するための工程が多いからです。
安全に切るためにはロープワークが必要なケースがある

建物や隣地が近い現場では、木を一気に倒すことはできません。
枝や幹を少しずつ切断し、ロープで吊りながら下ろす「吊り切り(吊るし切り)」必要があります。
この作業には、切る人、ロープを操作する人、下で受ける人など、複数人での連携が不可欠です。
15m以上の高木は専門技術や機材が必要になる
高さが15mを超える木では、空師(そらし)と呼ばれる専門技術者や、高所作業車を使った作業が必要になるケースもあります。
人員・技術・機材が揃って初めて、安全が確保されます。
安さ優先の伐採が、後から大きな負担になることも
十分な体制を取らずに伐採すると、地面への負荷が偏り、地盤が緩んだり、住宅基礎に影響が出ることがあります。
一時的に安く済んだように見えても、後から修繕が必要になれば、結果的に高くついてしまいます。
大きな木を切りたいと思ったら、まずは相談から
伐採は、一度行うと元には戻せません。
だからこそ、値段だけで決めるのではなく、なぜその方法が必要なのかを説明してくれる相手に相談することが大切です。
不安を感じた時点が、相談のタイミングです。
倒れる前に、まずは状況を確認することから始めてみてください。
「どう伝えればいいのかわからない」
「今の状況をうまく説明できるか不安」
そんなお気持ちのまま、ご連絡いただいて大丈夫です。
私たちは、状況を一緒に整理するところからお手伝いしています。
実際に、
「もう少し早く相談していれば…」
というケースを、現場で何度も見てきました。
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状況を最優先で確認いたします。
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「気になっている場所」や「作業をしたほうがよいかどうかの判断」
日程調整については、庭ナビ事務局の担当者、もしくは現場担当者より折り返しご連絡する場合がございます。
ご指定いただいた場所へ、庭ナビの認定庭師が訪問いたします。
実際に現地を確認したうえで、適切な作業方法とお見積りをご案内し、ご納得いただけましたら作業を行います。
また当日の予定にもよりますが作業を後日とさせていただく場合もございます。
【お立会いあり】
どの場所をどのように作業したかを、丁寧にご説明いたします。
【お立会いなし】
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※倒木・越境・台風後など緊急性の高い場合は、状況により当日のご訪問が可能な場合もございます。
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技術は大切です。
ただ、それ以上に大切なのは、
お客様の話をきちんと聞くことだと、
私たちは考えています。













